総合メディカルの病院移転コンサルティング

社会医療法人財団仁医会牧田総合病院移転支援

地域中核の二次救急を担う急性期病院
2021年2月 移転開院

都内23区の駅前に位置しており、老朽化した建物に増築余地もなく、ハード面が診療拡張や人材確保におけるボトルネックになっていた。
移転用地紹介をはじめ、基本構想の策定から広報戦略に至るまで、総合的な支援により円滑な移転を実現。

新しい病院に移転を進める
にあたっての課題

  • 1移転プロジェクトを進めるうえで、院内に人的リソースがない
  • 2効率的な現場運用を実現するノウハウが院内に少ない
  • 3現場からの要望を取り入れつつ、予算内に収めることが難しい
矢印

上記3項目を確実に実行し、病院移転を円滑に進めるだけでなく、
総合メディカルの「5つの総合力」をご活用していただくことで

より合理的な病院づくりを
ご支援することが可能です。

総合メディカルの病院移転
プロジェクトマネジメント

総合メディカルでは、医療モール開発から調剤薬局、医療機器販売、レンタル、売店、人材派遣、コンサルティングまで総合的に病院経営をサポートする事業をおこなっているからこそ、多角的な視点でのプロジェクトマネジメントが可能となります。

病院移転による付加価値最大化

総合メディカルにて本移転プロジェクトのマネジメントをおこなうことで、従来の診療のリソースを削ぐことなく、多様な対外交渉、院内合意形成、スケジュール管理、予算管理を実施し、遅延ない円滑な計画の実行とともに、移転後に向けた診療強化の両立が可能となります。

病院移転支援の内容

  • 1.プロジェクトマネジメント(PM)
  • 2.移転用地のご紹介
  • 3.病院跡地の開発支援
  • 4.基本構想策定
    • (ア)新病院コンセプトの策定
    • (イ)デザインコンセプトの策定
    • (ウ)事業収支計画の策定
  • 5.行政交渉支援
  • 6.資金調達支援
  • 7.設計会社選定支援
  • 8.施工会社選定支援
  • 9.医療機器整備支援
  • 10.HIS整備支援
  • 11.一般什器備品整備支援
  • 12.委託業者選定支援
  • 13.患者搬送・搬入計画策定支援
  • 14.内覧会等、広報戦略実行支援

コスト削減支援の内容

プロジェクト成功のために、最も重要なことは予算管理です。
当社の総合力を活用することで、イニシャルコストとランニングコストの両面でコスト削減を実現し、安定した経営を可能にします。

1.設備・運用調整
スペースや設備などの現場要望をそのまま受け入れていると適正な投資範囲を超えてしまいます。また過剰に減らしていくと、ランニングの人員コストなどが上昇すると同時に、今後の成長性のボトルネックとなります。
現状の診療レベルと今後の拡張性を踏まえ、総合的な知見をいかし新病院での現場における運用調整やシステム・機器の選定をおこないます。

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2.医療機器の整備支援
医師や各専門部署からの要望に関して、現在の診療実態や今後の地域ニーズに基づき過剰投資になっていないかを確認します。各メーカーと調整をおこない、仕様の適正化およびコスト削減を図ります。支援実績として、当初の見積額より30%減額し、金融機関と合意した予算額に納めることが可能となった事例もあります。

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3.医薬品・医療材料共同購買
急性期病院における費用の約15%を占める材料費に関して、総合メディカルグループの購買力をいかし、コストダウンを図ることができます。その際、現行の取引先にも最大限配慮します。また、現場の人的な負担が大きい価格交渉に関して、当社にアウトソーシングすることも可能となり、人的リソースを効率的に使うことで人件費の削減にもつながります。

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総合メディカルの
「総合力」をいかした
病院移転の5つの特徴

1

地域の医療提供体制を支える
跡地周辺への医療モール開発

地域中核病院が移転する際に課題となるのは、移転元での医療提供体制の確保です。

特に移転が難しい駅前など市街地に位置する大型病院は地域とのつながりも強く、移転に適した用地があっても、距離があるため移転を決断できないケースも多くあります。総合メディカルでは、そのような地域と病院の不安を解消すべく、跡地周辺に医療モール開発をおこなうことが可能です。新病院と連携の取れた医療モール開発により、地域の安心を支えたいというクライアントの願いもかなえることができます。

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2

人材アウトソーシングの活用
最適な人員配置と安全性を向上

移転後の業務拡大や人員の不足に対して、当社グループの人材アウトソーシング会社ルフト・メディカルケアを活用することで円滑な人員確保が可能となります。

移転時の課題となる中央診療エリアの拡大においては、移転計画段階から一部の業務についてアウトソーシングすることで、移転後の業務シミュレーションを事前に実施でき、最も混乱が発生する期間に専門スキルを持った支援人員を投入することで、スムーズな立ち上がりを実現できます。
また移転により生じた人員不足を派遣人員によって補うことで、現場の負荷を軽減するとともに、人員配置体制加算の安定取得につながります。

アウトソーシングサービスを活用することによる柔軟な人員対応が、病院経営における様々な課題の解決を可能にします。

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3

患者さんの入院生活を向上させる
ベッドサイドアメニティ環境の構築

昨今の建築費が高止まりするなかで、より満足度の高い入院環境を整備することは非常に困難です。

当社は、病棟の設計段階からベッドサイドアメニティ環境の構築を包括的に検討することで、真のニーズを把握し、ムダを省くことでの建築コスト削減と患者満足度の向上を両立します。

国内一流メーカーと共同プロデュースした患者目線の病院専用TV。30万台以上の導入実績から導き出された、機能的で洗練された床頭台や間仕切り家具。数々の電子カルテメーカーと連携実績のある情報端末。クライアントが思い描くベッドサイド環境のトータルイメージに寄り添い、患者さん、看護師の使い勝手を究極まで追求。『安心・安全かつ洗練されたベッドサイドアメニティ環境の構築』をお手伝いします。

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4

充実した院内販売サービス
無駄を省き、患者さん・職員双方の
利便性向上

当社グループの文教が提供するホスピタルローソン(病院内コンビニシェアNo.1)を活用することで、コンビニ商品の展開、収納代行、チケット販売に加えて、患者さんとご家族から特に要望の多い、郵便ポストやATMの設置など、外来患者・入院患者・お見舞いに来られた方・病院職員の利便性向上に寄与するサービス提供が実現できます。

患者さんへの医療品販売なども病院のニーズに合わせた取り揃えが可能となり、過剰になりがちな保管庫スペースや新病院での人員体制にゆとりができます。

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5

調剤薬局との連携による
調剤体制・設備の最適化

高齢化が進むなかで服薬指導を担う調剤薬局と病院の連携はますます重要になっています。早期からそうごう薬局と計画を立案することで、病院の調剤体制・設備などの最適化が可能です。特に昨今のPCR検査や救急外来の患者さんへの調剤、入退院時の患者情報の共有、合同カンファレンスなど、新病院の現場運用と統合的に検討すべき事項について、計画早期に調剤薬局としてのソリューションをご提供できます。

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