総合メディカル株式会社(以下、総合メディカル)は9月7日(日)、今年で27回目となる社内学術大会「ファーマシーフォーラム2025」を開催しました。
当日は会場の大手町サンケイプラザ(東京)に約350名の薬剤師・薬局事務スタッフ等が集い、オンライン配信とのハイブリッドにて開催しました。
企画・運営は薬局に勤務する薬剤師・事務スタッフで構成された実行委員会が担当し、一般演題発表(口頭発表・ポスター発表 全53演題)のほか、特別企画として循環器分野の取り組みに関するシンポジウム、薬局で活躍する社員の取り組みを紹介する動画上映、防災対策を考える展示、今後の学術研究テーマを討議するワークショップを行いました。
■ 一般演題発表について
そうごう薬局 水島中央店の三宅薬剤師は、糖尿病治療薬服用患者へのシックデイ時の指示が病院で十分に行われていない現状に対し、日本くすりと糖尿病学会が作成した「シックデイカード」による指導・運用の可能性について医療機関の医師・薬剤師などにアンケート調査を行い、病院‐薬局との連携について前向きな意見が得られたことを報告しました。
そうごう薬局 周船寺店 竹山薬剤師は、小児患者の自宅に残っている薬を使用している実態について、85名の保護者にアンケート調査し、56名(65.9%)において解熱鎮痛薬などの感冒薬の残薬を使用したことがあるとの回答を得た。しかしながらその使用においては使用期限や適応可否など不安があったとの意見も得たことから、保険薬局がその相談窓口になる必要があると考察しました。
総合メディカルの代表取締役社長 多田荘一郎は、「患者さん・医療機関・社会にとって必要とされ、これからの薬局の在り方を変えるためにはもっと成長が必要となる。そのためには一人ひとりの成長も重要である」とし、日頃の研鑽結果を発表するファーマシーフォーラムの開催意義を強調しました。
開催概要 |
総合メディカル「ファーマシーフォーラム2025」 第27回開催テーマ「GO BEYOND -私たちが未来を紡ぐ-」 開催日時: 2025年9月7日(日) 開催方法: ハイブリッド開催(現地会場とオンライン配信) 開催会場: 大手町サンケイプラザ(東京都千代田区大手町) |
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参加者 |
総合メディカルグループ社員 約600名 (現地会場参加 約350名、オンライン参加 約250名) |
開催内容 |
【一般演題発表】 薬剤師演題(口頭・ポスター) 44演題 薬局事務演題(口頭・ポスター)9演題 |
【特別企画】 シンポジウム「循環器分野のGO BEYOND ・株式会社カケハシ様 ・循環器分野に取り組む薬剤師の発表 ・社内の循環器アドバイザー取得推進と 薬剤師・薬局事務の取り組み紹介動画上映 薬局・地域での防災対策を考える展示 次の学術研究テーマを検討するワークショップ など |
開会式 |
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代表取締役社長 多田による開会式挨拶 |
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ポスター会場 |
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取締役副社長 三木田による閉会式挨拶 |
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ファーマシーフォーラム2025実行委員会 |
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